ボルトの角を潰した
モンキーレンチなどでボルトを回すと、よくやってしまうのが角潰し(角をナメるとも言う)。
対処法としては、モンキーレンチを使うのはご法度。とりあえずスパナで回せる角が残っているか確認する。
角が残っている場合は対処できるはずだが、その場合はスパナの口元がしっかりしている物を使う事。
メガネレンチが入るのであれば、スパナよりも確実に回す事ができる。
それでも無理な場合の対処法。
ボルトの径をノギス等で確認し、例題のボルトは10mmなので、二面幅を9mmにするようにヤスリで削り込む。(10mm-9mm=1mmなので、片側0.5mmを削る)
通常は余り使わないと思われる9mmのスパナで回して回れば対処できる。
どうしても無理な場合
六面の面の全てを8mmまで削りこみ、8mmのラチェットのコマを打ち込んで外す。その場合、ラチェットのコマは6面角の物を使う。(12面は使わない)